ルビーのエグゼ対戦記

ロックマンエグゼシリーズの対戦・大会について

【大会オフ レポート】2010/8/28 第1回非公式大会@東京

■はじめに
10年以上前の大会レポを今更書くとか正気か……?
 
■よく分かる概要
干支が1周するくらい昔に大会があり、バグデスを使って優勝しました。
(エグゼ6 マスターズクラス)
 
 
■大会前夜
2005年のエグゼ6発売、2006年の全国大会をもって「ロックマンエグゼ おわり」となりましたが、流星のロックマンの発売、オペレートシューティングスター(OSS)があったりと、プレイヤー同士の関係性は切れていない状況でした。
(私自身の積極的な交流は流星2から)
 
エグゼ発売当時は主に小・中学生だったプレイヤーが大学生や社会人となり、会場を借りて規模が大きいオフ会・対戦会・大会を開くようになったのが2010年からです。
 
■第0回@大阪
第0回?!
 
なんで開くことになったんだっけ……?
理由は覚えてないので誰か教えてください。
(ザークさんが東京で大会を開くと広報されたことに呼応?)
 
兎も角、大阪でエグゼの対戦会を実施する運びに。
(古い友人でもあるグリーンさんが主催)
 
グリーンさんと構築について会話する中、ファルザーverで改造カード「ファルザー」を使用したHP3500の構築案があがり、それをベースとして第0回は参加。
 
そもそものエグゼ6対戦の知識不足、構築への理解が当然浅く、第0回自体の戦績はいまいちでしたが、多数のネットバトラーと対戦することによりファルザーverの可能性を感じることができた機会となりました。
 
■第0回~第1回の間
来たる東京オフに向け、グリーンさんをファミレスで終日拘束し(複数回)、第0回で使用したファルザーver構築で対戦を重ねました。
 
ここでの経験が自身のエグゼ6対戦の基礎になっていると今では強く感じます。
 
各地方の公式大会の優勝者たちによる全国一を決めるトーナメントでは、マスターズクラス(改造カードあり)は参加者16名中、15名がグレイガverを使用するというグレイガver選択が大前提の時代でした。
(マイケルさんはただ1人ファルザーverを使用し、全国ベスト4と当時から素晴らしい結果を残されています)
 
※シニアクラス(改造カードなし)はファルザーverでダストクロスを使用し、バグデスサンダーを早いターンで引き当てる【ダストバグデス】が優勝。
 
調整を進める中で、グレイガverの所謂【スラッシュ】や、ミントさんが使用し、優勝した【逃げ】と言われる当時からの強構築へファルザーverで有利を取れそうなことが分かり、グリーンさんとファルザーverを使用した構築を東京大会へ持ち込むことを決めました。
 
私については第0回で使用した改造カード「ファルザー」ではなく、「フットマン」を使用したHP3281の初期ヘビーゲージ、チップリカバリーありの高耐久型【ダストバグデス】を組み上げました。
 
■持ち込んだ構築
・私
 
今見るとフォルダ内容に甘い部分はありますが、ベース部分はよく出来ていますね。(自画自賛)
 
ファルザーverのポテンシャル的に大会はお互いが勝ち抜き、どこかでグリーンさんと対戦をすることになると考え、ダストクロス対策でキラーマン一式を採用。
 
・グリーンさん
 
グレイガverがエアシューズを再装備できないことに着目した穴ソル構築。
(アンインストールからデスマッチ→ガンデルソル×3の1440ダメージコンボ)
 
※リンク先はどちらもグリーンさんのブログです。
当時のフォルダ内容が残っていなかったので再現してくれてとても助かる。
 
グリーンさんがまさかのアドコレランクマで使用した動画はこちら。
 
■ついに第1回大会が開催
道玄坂のゲームバー的な場所で開催。
以降の大会は公民館が多いので今思えば異色。
 
某チャットではよく会話していたけど、初めて会う東京勢ばかり。
リモートワークで関わりはあるけど、リアルだと顔がよく分からない状況と似ている。
 
私自身、エグゼ2からリアルタイムでプレイしているのですが、公式大会自体は片手で済むくらいしか参加したことがありませんでした。(プロ市民)
 
非公式大会(https://w.atwiki.jp/exeoff)は、主催のザークさん(エグゼ4全国優勝者)はじめ、エグゼ・流星のロックマンシリーズの公式大会入賞者だらけの大会で、私としては過去大会で結果を残せなかった分、爪あとを残してやるぞ、と意気込んでいました。
 
■予選
A~Dの4グループで実施、各グループで上位2名が決勝トーナメントへ進出。
 
A~Cは各5名、Dは6名と他グループより組み分け人数が多い中、グリーンさんと仲良くDグループへ。嫌すぎる。
 
結果、グリーンさん5-0、私が4-1で何とか予選抜け。
(ちなみにお互い4-0で予選抜けが確定している状態で対戦だった)
 
Dグループの動画はなし、残念。
(A、Cグループは動画あり)
 
■準々決勝
vs 氷山さん
構築:ラケット逃げ
 
公式大会ではエグゼ3、5、6で入賞経験があるキャノンマスター氷山と呼ばれるキャノンの使い手。
今回はキャノン不使用(残念)
 
フットマンで初期ベビーゲージがありながら、フォルダにヘビーゲージを2枚入れずに1枚投入のため、【逃げ】を想定しているが逃げられてしまう可能性がある構築になっており、大阪で逃げに全然当たらず甘えていた所、ここでご対面。
 
判定までもつれ込んだがギリギリ勝ち。
 
今みると、そこカットインするのか……と突っ込みたくなる場面もありますが、結果としてはカットインしたから判定で勝てているので、部分最適全体最適に繋がるとは限らない例ですね。(ただの結果論)
 
・対戦動画 (私は2P側)
 
■準決勝
vs グリーンさん
構築:穴ソル
 
人メタしていた唯一の相手。
バグデスを早く使用でき、エリア勝ちできたため勝利。
 
バブルラップへダークサンダー、ダストクロスへキラーマンSPが直撃し、ダメージレースで優位になれたことや、トマホーククロスを維持できたこともポイントでしょうか。
 
・対戦動画 (私は2P側)
 
■決勝
vs WWW(スリー)さん
構築:スラッシュ
 
エグゼ5のオフィシャルネットバトラーカードをいっぱい持っていたが部屋が荒れて全部無くしてしまった人。
 
最大の仮想敵であるスラッシュクロスをベースとする構築を使用。
勝戦ながら自分へのツッコミどころは1番多い対戦です。
 
ニコニコ動画のコメントを見ると独自色が強い や、妙な戦法といった内容があり時代を感じることができる。
 
・1戦目
1ターン目でエリアスチールをカットインで使用し、相手を縦移動できなくさせた上で吸い込んだアイスキューブを当ててスラッシュクロスを解除するのはGood
 
3ターン目でキラークロスを解除できたのも大きい。
 
4ターン目、ビートサポートでバグデスサンダーを持っていかれ、攻撃の手段がスーパーバルカン以外無くなる。詰み。
 
ダラダラ粘るものの決め手には欠け、順当に負け。
 
・2戦目
初期穴ステージは嬉しいポイント。
 
序盤でエリアを詰められつつも何とか流したが攻めに上手く転じれない中、スリーさんが自身のサンクチュアリをデスマッチで破壊した辺りから流れが変わる。
(というより1P側もチップがほぼ無く、サンクチュアリが残っていてもジリ貧にはなっていた)
 
・3戦目
1ターン目でキラーが直撃し、ダストクロスが解除される。
さりげなくフルカスタムも消えているのが泣き所。
 
シュウセイバスターの様なバスターやチャージショットでの誤魔化しができず、バグデスサンダーを引くまでは本当に辛い。
 
初期穴×アイスステージのため、安置ができているのが救い。
 
2ターン目、サンクチュアリを使用され、安置が無くなるものの、何とかエリアをキープし耐える。
 
4ターン目、スラッシュクロスをグランドマンSPで解除できたもののドールサンダーでジリジリ削られ、HPが横並びになる。
 
5ターン目でようやくバグデスサンダーを使用。
ようやくまともに戦える状態に。
グレイガをインビジブルで回避できたことが非常に大きい。
 
6ターン目、キラーマンを外し、相手のグランドマンSPを被弾した辺りで負けが脳内を過ぎる。
 
同ターンにアンインストールが付与されたノイズストームを受けているため穴へ移動できないが、相手が穴の行へドールサンダーを打ってくれたためダークサンダーを1発打て、またキラーマンSPも当てることができたことは大きい。
直後に最後列が穴からノーマルパネルに戻り、またエリアスチールで列移動ができるようになったため命拾い。
 
7ターン目、HP的にはこのターンで終わってもおかしくはない状況。
無暗転のノイズストーム×2でデリートを狙うがリカバリーを打たれ仕留めきれない。
 
8ターン目、ブラストマンSPのカットインミスでドリームオーラが残る。
オーラを盾にし、バグデスを撒いて辛勝。
 
ドリームオーラをブラストマンSPで剥がされると負ける可能性はあった。
 
・対戦動画 (私は2P側)
 
■大会後の影響
東京勢からは、ファルザーver? と驚かれもしたが、以降の大会からはバグデスも増え始め、環境の変化に寄与できたのではと感じています。
 
■最後に
非公式ではあるものの、有名なネットバトラーが揃う第1回大会で優勝できたことは率直に嬉しかったです。
 
バグデスをメタるために、ステータスガードありサイトバッチ入りCSドールサンダーやファーストバリア採用など、ファルザーverをベースとした今の対戦にも繋がる内容を試行錯誤しながら探れたことは幸せな時間だったなと思います。
 
アドコレランクマではこういった懐かしい構築なども使いながら、まったり対戦を重ねていこうと思っています。